冬になると寒さ対策としてビニールハウスを自作したいと考える方が増えてきます。
しかしインターネット上にはデメリットを十分に説明していない動画が多すぎると感じています。
実際に作ってみて分かった夏の過酷さや温度管理の現実を知っておかないと後で後悔することになります。 ここでは家庭菜園でハウスを作る際に絶対に知っておくべきポイントを解説します。
ビニールハウスの冬と夏の現実
冬の夜間は外が0度であればハウスの中も同じく0度になります。 ビニール一枚で隔てられているだけなので夜の寒さは外と変わりません。
一方で日が昇ると急激に温度が上がり冬の日中は非常に暖かく作業もしやすくなります。
しかし問題は夏場にあります。 夏場は何の対策もしていないとハウス内の温度はとんでもないレベルまで上昇します。

冬のことだけを考えて作ると夏には植物が耐えられない地獄のような環境になってしまいます。
夏の猛暑を乗り切るための必須設計
ハウスを作る際に最も重視すべきなのは。 夏にいかに暑くなりすぎない構造にするかという点です。 YouTubeの自作動画では省略されがちですが。 以下のポイントは設計段階で必ず考慮してください。
- サイドの巻き上げ機能を必ずつける。 サイドを大きく開けられないハウスは 夏場は地獄のような暑さになります。

- 多面を解放できるように設計する。 長方形のハウスなら両サイドだけでなく。妻面も開けられるようにしましょう。 特に正方形に近い場合は 二面だけでは風が抜けきりません。

- 防虫ネットの範囲を広げる。 風通しを良くするためにネットを張る面積はできるだけ大きく。 ギリギリまで広げるのがコツです。
- 遮光ネットを活用する。 直射日光を和らげるネットは後付けも可能ですがあらかじめ設置を想定しておきましょう。
パイプの塗装と自動化による温度対策
ハウスの骨組みに使われる鉄製のパイプは。 夏場に直射日光を浴びると60度から70度という高温になります。 この熱せられたパイプが暖房装置のような役割を果たし。 室内温度をさらに押し上げます。 これに対するおすすめの対策をまとめます。
- パイプを水性の白ペンキで塗装する。 白く塗ることでパイプ自体の温度上昇を抑え室内の熱を和らげることができます。 人体への影響を考え油性ではなく水性の塗料を選んでください。

- スマート家電を活用した自動換気。 温度センサーと換気扇を連動させるのも非常に有効です、一定の温度を超えたら自動で換気扇が回る仕組みを作ることで管理が格段に楽になります。
私はswitchbotを使って排気用換気扇と対流用サーキュレーターを管理しています。

ビニールハウスを設置するメリット
厳しい現実もありますが。 もちろんビニールハウスには大きなメリットがあります。
- 雨に直接当たらない(病気になりにくい)。 雨による病気の発生を大幅に抑えることができます泥の跳ね返りも防げるため野菜が健康に育ちやすくなります。
- 風の影響を抑えられる。 外が0度でも風がないだけで植物の生育は全く違ってきます。
- 虫被害を軽減できる。 完全にゼロにすることは難しいですが路地栽培に比べれば被害を少なく抑えることが可能です。
冬の暖かさだけを求めるのではなく。 夏の過酷さを基準に設計することが。 後悔しないハウス作りの秘訣です。
以下に温度制御で使うswitchbotの製品一覧を用意しておきました、興味が有る方は見てみて下さい。
| カテゴリ | 推奨アイテム | 詳細リンク |
| 司令塔 | SwitchBot ハブ2 | Amazonで見る |
| 計測機 | SwitchBot 防水温湿度計 | Amazonで見る |
| 基本セット | ハブ2 & 温湿度計セット | Amazonで見る |
| 電源操作 | SwitchBot スマートプラグ | Amazonで見る |
尚、一般の換気扇を取り付ける場合は一つの通電でシャッターの開閉と換気を行う電気式シャッターを購入する必要が有ります、私が購入したのはこの換気扇です(現行モデル)
今回の記事の動画を下に貼っておくので良かった見てみて下さい。


コメント