バイク(エリミネーター250SE)に近づくたびにガソリンの臭いがして困っているという経験はないでしょうか。 今回はそんな悩みの原因となっていたキャブレター(CVK30)のフューエルインレットを修理した様子をお届けします。
以前に清掃した際よりも汚れがひどくなっており詳しく調査したところ原因を特定することができました。
樹脂製パーツの経年劣化が原因
ガソリン漏れの直接的な原因はタンクから来たチューブがキャブレターに入る部分にあるフューエルインレットというパーツでした。


このパーツが樹脂製であったため経年劣化によって目に見えるほどのひび割れが発生していました。 ここからガソリンが漏れ出すことで異臭が発生し周囲を汚すだけでなくガソリン自体の劣化にもつながってしまいます。
ヤフオクで購入した当初からガソリン臭い問題はありましたが、今回原因を発見できたのでようやく根本的な解決に乗り出すことにしました。
古いフューエルインレットの取り外し

劣化した樹脂パーツを取り外すためにまずはキャブレターを分解していきます。
作業をスムーズに進めるために本体をバラしてから古いパーツの破壊と除去を開始します。

樹脂部分を壊した後は内部に残った金属部分を引き抜くため、タップを立てる前の下穴を5.5mmのドリルで開けます。

下穴を開けたらM6のタップを立てます。

そこに11mmのソケットとボルトとワッシャー一体型ナットを組み合わせた自作のプーラーのような物を作り、ナットを回す事でインレットを引き抜きました。

抜くとこうなる(奥にゴミを取りやすいように前もって入れていたティッシュが見える)

真鍮製パーツへの打ち替え作業
新しく取り付けるのは真鍮製のフューエルインレットです。
今回はコストを抑えるためにaliexpressで調達したパーツを使用しました。

取り付け位置を慎重に確認しながら万力(バイス)を使ってキャブレター本体に押し込んでいきます。
私はグリスを使いませんでしたがグリスを使った方がいいでしょう。

圧入する前にキャブレター本体側と元から入っていたフューエルインレットと新しく入れるフューエルインレットのサイズをしっかり測り何mm入れる事が出来るのか把握しておかないと深く入れすぎてキャブレター本体を壊してしまったり、浅すぎて密着が不十分でガソリンが漏れてくる恐れが有ります。
ちなみに今回の圧入部分の径は8㎜です。

フューエルインレットのホース側の外径が大きくなってしまったのですが元のホースの流用で問題有りませんでした、10㎜のホースバンドで留める事で漏れる事はありません。
今回の作業で使用した道具・パーツ紹介
今回の修理で使用したパーツや道具です、興味が有る方は見てみて下さい。
- フューエルインレット https://a.r10.to/hkQ1y8 真鍮製パーツ。
- インパクトドライバー https://amzn.to/4o02OeB キャブの固着したネジを緩める際に使いました。
- タップ&ダイスセット https://amzn.to/3XBoUZT タップ立てように。
- ヒートガン https://amzn.to/4nVgLuc キャブを多少温めて圧入をスムーズにするため(ゴム類をを傷めないように注意)。
- 万力(リードバイス) https://amzn.to/4p4iIW0 圧入の為。
今回の記事の動画を下に貼っておくので良かった見てみて下さい。


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