今回は、夏の収穫が終わって疲れてきたナスを、秋ナスに向けて復活させる「更新剪定」について、私が実際にやって失敗した話と、皆さんに注意してほしい点をお話しします。
更新剪定は「命がけ」の作業です
猛暑が続くと、ナスの樹勢(木の勢い)は落ち、病気や害虫も出てきて弱ってくるタイミングです。
ここで更新剪定という、枝を切り詰めて体力温存させ、秋にまた良い実をつけさせるための作業を行う農家さんも多いと思います。
しかし、この更新剪定は非常にデリケートな作業であり、やり方を間違えると秋ナスどころか芽が全滅する可能性があるので、注意が必要です。
私が失敗したこと:新芽が害虫の餌食に
私は今回、株の下の方から新芽がしっかり出てきているのを確認し、「よし、これらを伸ばそう」と計算して剪定を行いました。
ところが、剪定を終えてしばらく経つと、ダニや小さな虫が、切り戻したことで露出した新芽の柔らかい部分に群がってしまったのです。

結果、楽しみにしていた新芽が全てやられてしまいました。ナスは芽を出す力が強い植物だと思っていましたが、さすがに全滅してしまうと、この後どうなるか正直不安な状態です。

更新剪定の絶対的な注意点
今回の私の経験から、皆さんに強く伝えたいことがあります。
「虫やダニがいる状態で、剪定をしないでください」
樹勢が落ちている時期は、多くのナスの株がすでに病気や害虫(ダニなど)にやられている可能性が高いです。
その状態で更新剪定をしてしまうと、株に残った害虫たちが、一番柔らかく栄養のある新芽の部分に集中してしまい、一斉に食べられてしまう危険性が極めて高いです。
対策:農薬による徹底的な防除を
私の場合は、全滅してしまった後ですが、すぐに以下の農薬を混合して散布しました。
- ダニ対策: モレスタン水和剤
- 虫(害虫)対策: アルバリン顆粒水和剤
- 病気対策: ベンレート水和剤
剪定を行う前、または剪定と同時に、まずは病害虫を徹底的に駆除・防除することが、更新剪定を成功させるための必須条件です。
もし家庭菜園などで農薬を使わない方は、剪定後に株の状態をよく観察し、虫やダニがいないか細心の注意を払ってください。
更新剪定は成功すれば秋ナスが楽しめますが、失敗すると全てを失います。リスクを理解して慎重に行いましょう。
今回の記事の動画を下に貼っておくので良かった見てみて下さい。


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