素人DIYでのカーペットの交換方法を1から解説します【グリッパー施工】

DIY

DIYでカーペットの交換を自分で行いたいと考えている方は多いはずです。

しかし、専門的な道具が高額だったり、施工方法が難しそうだったりとハードルを感じることもあるでしょう。

今回は素人でも1からできるカーペットの交換方法を、構造の理解から道具の代用案まで詳しく紹介します。

プロの技術を参考にしつつ、コストを抑えて自分でリフォームするためのノウハウをまとめました。

尚動画が2つに分割されている関係で、記事自体は1つですが前後半に分かれています。

カーペット施工の基本構造「グリッパー工法」

日本の住宅で一般的なカーペットの固定方法は「グリッパー工法」と呼ばれます。

壁際にトゲのついた「グリッパー」という板を固定し、そこにカーペットを引っ掛けて固定する仕組みです。

  • グリッパー 部屋の四隅に配置されたトゲ付きの板です。ここにカーペットの端を引っ掛けてテンションをかけます。
  • アンダーレイ(下地フェルト) グリッパーの内側に敷かれるスポンジ状の素材です。クッション性を高めるだけでなく、断熱や遮音の効果もあります。交換時には下地も新しいものに変えるのが理想的です。
  • 施工のポイント カーペットを少し長めに残して切り、最後に壁との隙間に押し込んで仕上げます。

賢いカーペットの選び方と材質の特性

カーペットを購入する際は、材質による耐久性や質感の違いを理解することが重要です。

専門店や大型ホームセンターでの切り売りを利用するのが一般的です。

  • 材質の選び方
    • ナイロン:最も耐久性が高く、摩擦に強いため、人の出入りが激しい場所に適しています。
    • ポリエステル:ナイロンに次ぐ耐久性を持ち、手触りが柔らかいのが特徴です。
    • ポリプロピレン:比較的安価で、質感はさらっとしていますが耐久性はやや劣ります。
  • 購入のコツ 同じ広さでも織り方や素材で価格が変わります。例えば10畳程度の広さだと、ポリエステル製で3万円台から4万円台が目安となります。ロール状で購入しても、車に積む際は折りたたむことができるので軽トラックなどの必要性はありません。
  • 実際に買ったカーペット 私は画像のトラッド(ベージュ)を10cm余裕を見て440cm購入しました、金額にして33,748円

高価な専用道具を安く代用・自作するアイデア

カーペット施工には専用の道具が必要ですが、一度きりのDIYのために揃えるのはもったいないと感じるでしょう。

そこで、市販品を代用したり自作したりする方法を紹介します。

道具名本来の道具代用案・自作案
シワ伸ばしニーキッカー1×4材とコーススレッドで自作、またはハンマーで叩く
端の押し込みステアローラーレンガ割り用のタガネや金属製のヘラ
カットカーペットトリマー万能ハサミ(特に波刃で角度付きのものがおすすめ)

ニーキッカーは自作も可能ですが、足を痛めるリスクがあるため、安い製品を購入して使い終わったらフリマアプリで売るのが最も効率的かもしれません。

自作する場合は、木材にネジを打ち込んでトゲを作り、カーペットに引っかかるようにします。(作り方は後編の動画を参照)

以下の動画がここまでの内容になります。

後編では、古いカーペットの剥がし方から、新しいカーペットの敷き込み、そして壁際の仕上げまでを詳しく紹介します。

大きな家具を動かさずに作業する工夫や、専用道具を使わない方法をまとめました。

古いカーペットの撤去

まずは長年使い込んだ古いカーペットを剥がす作業からスタートします。

この際、部屋の中にある大きな家具をすべて外に出す必要はありません。

部屋の片側にどうしても部屋から出したくないベッド等を寄せ、空いたスペースから古いカーペットを剥がすと同時に新しいカーペットを敷いていきます。

カーペットだけでしたら片道で交換できますが、下地も交換する場合は1往復する必要が有ります。

新しいカーペットの敷き込みとシワ伸ばし

新しいカーペットが少しはみ出す長さで敷き始めます。

カーペットはそれなりに重いですが、スタート位置が垂直/平行になるように良く目視で確認します。
ここがズレると最後の方が大きくづれてしまいますからね。

古いカーペットがベッド等にぶつかる位置まで巻き上げたら新しいカーペットもそこまで敷いて、出来る範囲でニーキッカーを使って皺を伸ばします。

まずは長手方向を伸ばして次に横手を伸ばしますがカーペットが敷ききれていませんからピンと張る事はできません、ですからこの時点では完璧を目指す必要はありません。

片側が張り終わったらそこにベッド等を移動させ、残りのカーペットを敷き張っていきます。

両ひざが痛くなったのでハンマーで施工

仕上げの極意「エッジの処理」

カーペットDIYの完成度を左右するのが、壁際の余った生地の処理です。

専用の「トリマーやステアー」がなくても、以下の手順で綺麗に収めることができます。

  • レンガゴテで壁面を保護する 壁の角にレンガゴテを挿入し、カッターで切り込みを入れます。どれくらいの長さにするかというのはやってみないと分からない物ですが、私は指一本分上の高さでカッターを入れていました。
  • ハサミで切る ハサミは刃が波状になった万能バサミを使います、これならカーペットが逃げずにしっかりきれます。
  • 隙間に生地を押し込む カットした端を、グリッパーと壁の隙間にヘラを使ってコンコンと押し込んでいきます。
    長さが足りない場合はニーキッカーでカーペットを張れば大丈夫です。
    専用の道具もそんなに高くないので買っても良いですがコンクリートのハツリ用の道具を使えば多少コストカットになります。

凸凹した壁際はカッターで切れ込みを入れるだけで簡単に処理できます。

部屋の角はこんな感じ

DIYにかかる費用と時間の目安

今回の10畳間の施工のリアルなコストまとめ。

項目内容備考
材料費約33,748円ポリエステル製の測り売りカーペット
道具代約3,000円~元々持っている道具によりますが、レンガゴテやカットチゼルは新規購入が必要かと
作業時間約2〜3時間家具移動含まず

DIYでのカーペット施工に役立つ、専用道具と便利な代用品のリンクをテーブル形式でまとめました。

カテゴリ道具名特徴・詳細リンク
専用道具安いニーキッカーシワを伸ばして固定する必須道具 Amazonで見る
専用道具カーペットトリマー壁際を素早くカットする専用カッター Amazonで見る
専用道具ステアツール端を隙間に綺麗に押し込む専用ヘラ Amazonで見る
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代用・汎用ハンマー自作キッカーを叩く際などに使用 Amazonで見る
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業者に依頼すると十数万円の費用がかかりますが、DIYなら材料費だけで済みます。

浮いたお金でワンランク上のカーペットを選ぶことも可能です。

記事の後半の動画を下に貼っておくので良かった見てみて下さい。

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