ゴーヤーもトマトやピーマンみたいに完熟させたら甘くなる?

野菜・果樹

今回は、夏の家庭菜園で定番の**ゴーヤー(苦瓜)**について、私がずっと疑問に思っていたこと——「トマトやピーマンのように、完熟させたら苦味が抜けて甘くなるのか?」を実際に実験したレポートをお届けします。

私はゴーヤーをチャンプルーで食べる分には好きですが、単体ではそこまで得意ではない派です。そんな私が、ゴーヤーの可能性を探ってみました。

実験のきっかけ:ピーマンとトマトの「完熟」の事実

私たちが普段食べている野菜の中には、「未熟な状態」で収穫されているものがあります。

  • ピーマン: ピーマンは緑色の未熟な状態で収穫されますが、これを完熟させると赤や黄色になり、苦味が抜けて甘味が増し、パプリカと同じ味になります。
  • トマト: 緑色の実が赤く熟すことで、酸味が減って甘味が増します。

では、同じように緑色で強い苦味を持つゴーヤーも、黄色く完熟させたら甘くなるのではないか?という仮説を立てて、実験してみました。

驚きの結果1:中身は超甘い「11.4度」を記録!

ゴーヤーを収穫せずにそのままにしておくと、実が黄色からオレンジ色に変わり、裂けて中身が露出します。

割ってみると、中の種を覆っているワタの部分が真っ赤に変化していました。見た目はまるでフルーツのようで、美味しそうです。

この赤いワタの部分を糖度計で測ったところ、なんと11.4度という数値が出ました。これは、甘いスイカ(スイカは通常10度前後)に匹敵するレベルの甘さです。中身は間違いなく甘くなっていました。

驚きの結果2:肝心な「実」の苦味はどうなった?

中身が甘くなったのなら、周りの実の部分の苦味も抜けているはず、と期待して、完熟ゴーヤーを使って豆腐入りチャンプルーを作ってみました。

しかし、実食した結果、残念ながら苦味は抜けきっていませんでした

種の周りの赤いワタは甘くなっていましたが、ゴーヤーの実(果肉)の部分には、緑色の時と変わらず苦味がしっかり残っていました。もしかするとわずかにマイルドになっている可能性はありますが、ピーマンがパプリカに変わるような劇的な変化は見られませんでした。

まとめ:ゴーヤー嫌いには劇的な解決策ではないが…

今回の実験で、**「ゴーヤーは完熟させても実の苦味は抜けない」**ということが判明しました。ゴーヤーの苦味が苦手な方にとっては、残念ながら劇的な発見とはなりませんでした。

しかし、完熟ゴーヤーには以下のようなメリットもあります。

  • 子供への教育に: 家庭菜園でゴーヤーを作っている場合、緑のゴーヤーの「苦い」という印象を、完熟した「オレンジ色のちょっと苦い」ものに変えてあげることで、印象が多少マシになるかもしれません 。
  • 料理の彩りに: チンジャオロースなどに緑のゴーヤーと完熟した黄色のゴーヤーを混ぜて使うと、料理の彩りが良くなり、気持ち苦味がマイルドになる気もします。

もし、完熟ゴーヤーを試したことがない方は、この赤い実の中の甘さだけでも体験してみてはいかがでしょうか。

今回の記事の動画を下に貼っておくので良かった見てみて下さい。

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