ダイソーの種だけで挑戦する接ぎ木キュウリの育て方

野菜・果樹

家庭菜園でキュウリを育てる際、病気に強く丈夫な株にするための有効な方法が接ぎ木です。 店頭で接ぎ木苗を購入すると少し割高になりますが、100円ショップのダイソーで手に入る種だけを使えば、コストを大幅に抑えて優秀な接ぎ木苗を自作することができます。 今回は、ダイソーの種を使ったキュウリの接ぎ木手順と、成功させるための管理のポイントを詳しく解説します。

接ぎ木に必要な土台と品種の準備

キュウリの接ぎ木を行うには、育てるキュウリの芽である穂木と、地面から栄養を吸い上げる土台となる台木の2種類を用意する必要があります。 どちらもダイソーの種売り場で揃えることが可能です。

台木用のカボチャ 病気に強く強健な根を張る土台として、今回はダイソーの種から育てたカボチャを使用します。
ダイソーのかぼちゃの種からも当然台木は作れますが3粒しか入っていないので割高だからです。

穂木用のキュウリ 実際に実を収穫するための品種として、こちらもダイソーのキュウリの種を蒔いて育てた苗を使用します。

成功率を高める種まきのタイミング

接ぎ木を成功させるためのコツは台木と穂木の茎の太さを揃えることにあります。
揃えると言っても同じ太さにする訳ではありません、同じ日に播種すればカボチャの方が大きく育ちキュウリを茎に挿しこむのにちょうどいい大きさになります。

確実につなぐ接ぎ木作業の手順

台木と穂木が適切な大きさに育ったら、いよいよ接ぎ木の手順に移ります。 作業にはダイソーのカミソリと、接ぎ木部分を固定するための専用のクリップが必要になります。

台木の生長点をくり抜く カボチャの双葉の間から伸びてくる本葉の芽(生長点)を、カミソリを使って綺麗にくり抜いて取り除きます。

穂木を挿す穴を作る カボチャの双葉の間のくり抜いた部分に斜めに(先端を尖らせた)ダイソーの針金を刺して穴を開けます。

穂木の茎をくさび型に削る キュウリの苗を根元付近で切り落とし、茎の先端を両面から薄く斜めに削ってくさび型に整えます。

台木に差し込んで固定する くさび型にしたキュウリの茎を奥までしっかりと差し込み、動かないように接ぎ木クリップで挟んでしっかりと固定します。

活着を促す養生期間の管理

接ぎ木をしたばかりの苗は非常にデリケートで、水分を吸い上げる力が一時的に落ちています。 そのため、最初の数日間の管理が苗の生死を分けます。 直射日光の当たらない日陰に移し、ビニールや透明なカバーを被せて内部の湿度を高く保つようにしてください。 萎れを防ぎながら徐々に外の環境に慣らしていくことで、台木と穂木の組織がしっかりと結合し、病気に強い最強のキュウリ苗が完成します。

接木から1か月後の接ぎ木苗(左)と実生苗(右)の比較

接木クリップ(amazonで送料込み1000円)さえ手に入れる事が出来れば誰でも出来る作業ですが、接ぎ木後の温度管理などを考えるとハードルは低く無いかもしれません。
接木に適した気温は5月前中旬なので定植の時期がそこから更にかかるので現実的ではなく、3月の寒い時期に接ぎ木作業をやる必要が有ります。
私はサーモスタットヒーターで温度管理をしました。

接木から1か月半後、大分カボチャの茎は太い

今回の記事の動画を下に貼っておくので良かった見てみて下さい。

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