長年使っている石油ストーブで、点火レバーを押してもなかなか火がつかないというトラブルはありませんか。 ストーブの芯に問題がなくても、電気を流して発熱させるフィラメント(点火ヒータ)が原因で着火しづらくなっている場合があります。 今回は、コロナ製の石油ストーブを例に、フィラメントの状態確認から交換の手順までを分かりやすく解説します。
点火部分の状態を確認する
ストーブの燃焼筒を取り外して点火レバーを押し下げると、点火ヒータが芯の近くに移動して発熱する仕組みになっています。 レバーを下げた時にヒータが赤く光るものの、なかなか芯に火が移らない場合はパーツの変形を疑いましょう。

フィラメントが熱などの影響で曲がったり変形したりしていると、適切な位置で芯に熱を伝えることができなくなってしまいます。 火花が散ったり赤くなったりしても着火が遅い、あるいはまったく火がつかない時はパーツの寿命ですので交換が必要です。

劣化したフィラメントを取り外す
安全のためにストーブが完全に消火していて、本体が冷えていることを確認してから作業を開始します。 まずはフィラメント周辺のカバーや固定されているネジを、ドライバーを使って順番に外していきます。 コロナ製のストーブの場合、点火ヒータのユニットはソケットのように差し込まれて固定されています。 古いフィラメントを指で少し回しながら、手前に引き抜くようにすると取り外すことができます。 長年の使用で固着している場合もあるため、無理な力を加えずにゆっくりと引き抜くのがポイントです。
新しい点火ヒータを準備して交換する
交換用のパーツは、インターネットで検索するかホームセンターなどで購入することができます。

今回はコメリで該当するコロナの純正品「点火ヒータ」を購入して用意しました。 新旧のパーツを見比べてみると、古い方は熱で黒く変色しており、フィラメントの形状も歪んでしまっているのがよく分かります。 新しい点火ヒータは金属部分も綺麗で、フィラメントもしっかりと正しい形状を保っています。 取り付けは取り外した時と逆の手順で、ソケットの向きを合わせて奥までしっかりと差し込みます。
交換後の点火テスト
新しいパーツの装着が完了したら、元通りにネジを締めてカバーを組み立て直します。 組み立てが終わったら、実際に点火レバーを押し下げて着火テストを行います。

レバーを下げると同時に新しいフィラメントが素早く綺麗に真っ赤に発熱します。 そして、今まではなかなか着火しなかった芯の部分へ、すぐに火が移ってスムーズに着火するようになりました。 何度かテストを繰り返してみても、レバーを押してすぐに火がつく快適な状態に戻ったことが確認できました。 石油ストーブの着火が悪くて悩んでいる方は、ぜひ点火ヒータの交換を試してみてください。
今回の記事の動画を下に貼っておくので良かった見てみて下さい。


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