WIFI無線LANの n.g.bとac はどれだけ違うのか実測

レビュー


無線LAN(WIFI)の規格IEEE 802.11にはn,g,b,の他に新しいacが有ります。
周波数2.4GHzは障害物には強く電子レンジなど他の機器の電波の影響を受け易い
周波数5.0GHZ(5.2GHz?)はその逆で障害物に弱く、他の機器やBluetoothには強い
という違いが有り、g,b,は省略して、n,は2.4GHzの周波数帯と5GHzの周波数帯両方使っているので安定していて最高速度が300Mbps程
acは5GHzの周波数帯を使っていて速度が理論上最高6.9Gbps出ます。

acは5GHzの周波数帯を使っているので障害物に弱い気がするのですがネット上の販売サイトは勿論、解説系のサイトでも弱さの点には言及されておらず障害物に強いとも書いてなく、「最新の規格!」としか書かれていません。
メリットが「最新」ってなんやねん。




何台もスマホを使っての実際の感覚としてはacは気づいたら切れていたというのが多いです、そしてngbにつながっているという状態。
今回新しめの同じ端末galaxy s7 edgeが手に入ったのでテストしてみた所、一旦は速度も障害物の強さもacの方が上という結果になりましたが、複数端末を使ってみると、壁2枚越しの環境では古い端末はacは切れてしまってngbしかつながらず、2014年以降の端末だとacの方が早いという結果になりました。
今回使ったcoregaの無線LANルータ
端末の電波受信機(アンテナ)が違う為一概になんとも言えませんがやはりacは障害物に弱い気がします、s7edgeはアンテナが良いから壁越しのacでも速度がngbより出たのではないかと思います。
ただ、最後のs7edgeをacに切り替えて測定したら数十分前とは違い全然速度が出なかったので実験結果には少し懐疑的です。

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