【トマト】夏の更新に接ぎ木や挿し木は有効なのか?

野菜

夏も盛りになるとトマトの花芽は付かないしまともな実になりません、ですからその時期は切り戻しをして多少涼しくなったタイミングで実が付くようにできるといいですが、中々都合よく全ての株で欲しい場所に脇芽が出てくるのは難しいです。

そこで接ぎ木で自分の狙ったタイミングと位置で生育がスタートできればそれに越したことはありません。

ハウス内と露地でテストしました、形成層を合わせてラップします。

露地は直射日光から守らないと確実に枯れます、また割り接ぎのように葉を残さないで切ると枯れやすいです(腹接ぎ良い)

これは遮光ネットで日陰を作った腹接ぎの露地での成功例
しかし頂芽が大分上という事も有り生育は緩慢で実は収穫できず。

ハウスでの成功例、ハウスでもやはり腹接ぎが良い。

これは腹接ぎの後に古い方を落とした株

ミニの1本仕立てだったのですが樹勢はあまり強くない

ハウス内でのもう1例

こちらは樹勢は良かったのですが樹が暴れてしまったので実が付かなかった、サンロードでなく他の品種だったらどうだったのか

挿し木もやってみましたが根張りに時間がかかるのか樹が太くなるのに時間がかかり秋(冬)に収穫できませんでした。

結果

  • 接ぎ木…手間はかかるしトマトの力も使う、実が採れるまで時間がかかる
  • 挿し木・・・こちらもやはり時間がかかるし同じ場所に植える場合連作障害が気になる、定植時に立派な苗が用意できるように育苗できるならアリかも

結論:切り戻し(切り返し)た方が復活が早いし樹勢もある

動画も有るので良かったら下のリンクから見てみて下さい

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