夜自転車に乗る人はこのライトを買ってください【StVZO/防眩系】

自転車

令和になって大分経ちますが未だに歩行者や自転車などの対向者が眩しい迷惑なライトが主流です、リフレクターが砲弾型で上側の光をカットしていない為目に光が直接届きます。

それに対してリフレクターがフ型の物は上側に光が行かないように設計されているので眩しくない事が多いです、多いですと書いたのは適当に設計されているものが多く赤線のように上側に光がいくライトがかなり多いからです。

この様な防眩(アンチグレア)ライトをStVZO系ライトなどと言います、ドイツの法律のStVZO(道路運送車両法みたいなもん?)で定められたライトが防眩ライトだからですが、防眩だからStVZOに完全に準拠しているという訳ではありません、ですから「系」となっています。
StVZOでは昼間でも点灯しないといけませんが私個人としては昼間は点滅の方がいいと思いますし、StVZO準拠のライトを無理に探す必要はないと思います。

防眩ライトは相手が眩しくない以外もメリットが有ります、下側を照らす事で自転車がどこにいるのか分かりどれくらいのスピードで近づいているのかが分かります、砲弾型リフレクターの目潰しライトだと視界は狭くなるしどれくらいのスピードで近づいてきているのか分からないので大変危険で迷惑です。
また使う側のメリットとして相手に位置が分かりやすいので前方はもちろん後方から来る車からの視認性が高いので自分の安全にもつながります。

防眩ライトで5000円以下で誰でも買えるライトをいくつか紹介します、高額なStVZOライトはいっぱいありますが普及しなかったら意味が有りません。

メーカーは防眩(アンチグレア)と言っていても実際はリフレクターの設計が甘くて眩しいライトはいくらでも有ります、ですから完全や不完全という表現を使います、また今回は自分が使った事があるものだけを紹介します。
LUMINTOP B01・・・完全防眩、電池交換が容易(18650,21700などが使える)、充電しながら使える、ライトの色が赤すぎる、マウントが微妙

NEWBOLER LIG113(EOS 530)・・・完全防眩、ハイビーム有り、充電しながら使える、少し明るさが足りない(若ければOK)

NEWBOLER LIG007・・・不完全防眩、ハイビーム有り、大光量、大充電池、充電しながら使える、CtoCで充電できない、対向者まぶしめ

他には使った事が無い物も含めて書くと「Navi800は上カット不十分で眩しい」「RAY150は配光のコントラストがはっきりしすぎて見づらい」「RHL3000は重いのにGARMINの吊り下げ式だからいつか折れて落ちる」「CATEYE製品は上カットが甘い商品が多いし充電しながら使えないからロングライドで使えない」等が有ります。
若くて街灯が無い真っ暗な道を走らないというならLIG113をお勧めします、GIYOで販売されている名前はEOS530です。

現状では一長一短で「ここさえ直したらいいのに」という商品が多くて人に自信を持って勧められるのは残念ながらありません。

動画が分かりやすいので動画をご覧ください。

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