メロンに『つる枯病』『つる割れ病』『モザイク病』病害ラッシュ!【メロン_2022年_part_03】

メロン

メロンの立体栽培の続きです

現在の雨除けはただフレームにビニールを水平に張っている状態なので水が溜まってしまいますし、メロンの生育を考えると将来的に高さが足りません。

そこで現在のポールを延長し

水が流れる様に斜めにビニールを張るようにします

25㎜の塩ビパイプを買ってきて中央に6㎜と両端に8㎜の穴を開けます

中央は貫通させて両端は片側だけ穴を開けボルトが留められるようにタッピングします。

真ん中

中央のボルトに突き当たって端のボルトで留める

雨除けを作って安心した矢先につる枯病が発生しました、この株は気づいた時には茎の中の繊維が露出していました。

こちらも

これも

これなんかはつる割れしています、つる割れ病?

手元に防除用に買っていたダコニール1000が有るので使います、殺菌剤ですが基本的には予防の為の農薬です、ナチュビオさんがyoutubeで推奨?というか使っていると言ってたので買っていました。

メロンにはつる枯病以外にべと病・うどんこ病の適用が有るのでそれらの予防も兼ねて散布します。

ダコニール1000を散布したのですが、既にかれる寸前の株も有りますし速効性・浸透性が有って殺菌がメインの農薬を使う必要を感じトップジンM水和剤を買ってきました。

トップジンM水和剤を買ってきた後に思ったのは、ベントレー水和剤がメロンの適用ではないのですがきゅうりでつる枯病とつる割れ病両方に対応しているのでベントレー水和剤の方が良かったのかとも。

散布

2日後、何となく患部が茎から分離している気がします。

そしてメロンを作る10節から雌花が出始めています

15節以上の芽は要らないので取ってしまいます。

さすがにこの株はダメそうです。

つる枯病の処置が終わったと思ったらとんでもない大ボスが出てきてしまいました、モザイク病です。

モザイク病はウィルス性の病気で成長点に近い新葉にモザイクの様な模様や縮れが発生するのが初期症状で、農薬では対処できず他の株に葉の汁などが掛からない様に株ごと除去して使ったハサミなども消毒しないといけません。

正常な方はモザイク柄や縮れは出ません。

こちらはモザイク病の症状が出ている方。

モザイク病は殆どがアブラムシが媒介しているそうで、下側の葉にはアブラムシがびっしり付いていました。

除去したい株でウリハムシが交尾しています

残念ですがモザイク病の株は除去します

根っこをバチン

こっちもバチン

7株から5株になりました。

動画もよかったら見て下さい。

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