私の様に中古でスピーカーを買う人はサランネットのピンが折れていたりしませんか?私は2セット買って2セットとも折れていました。
過去にもピン折れ修理の為に折れた先が無かったのでプラリペアで再成形したりしましたが、今回は折れた先は有るので接着するだけになります、ただ普通に接着するのではなく接着面が小さいので中に芯を通して接着します。


穴を開ける位置をマークする為のケガキ針とドリル自体であるピンバイスを用意します

芯にはタミヤの丸棒を使います、amazonで3mmアクリルの物が売っていましたがどうやら精度に難が有るようでかなり太さが3mmから大きく外れているようなのでそちらは回避しました。

ケガキ針でセンターを決め

ピンバイス付属の3㎜で開けられるところは開けるのですが、折れている所が斜めだったり刃の食いつきが悪かったりするのでミニドリルビットの1.5mmの下穴を開けます、こちらの方が食いつきが良く穴も簡単に掘れます。

尚ミニドリルビットはリューターの規格なのか軸径が3.175㎜になっています、ピンバイスは3㎜がMAXなので無理矢理ねじ込んで使います。

下穴が開いたら3㎜を使い綺麗にセンターになるように穴を拡張します。

開けただけだと穴のサイズが小さいのでドリルをグリグリして穴を拡張して調整します

こちら側も同様に穴を開けます


小さい頭はプライヤーで掴んで穴あけ

タミヤの丸棒を適当な長さにカットします

試しに入れてみる



接着は今回90分硬化の2液性のエポキシを使います。

A剤とB剤を出して混ぜます

丸棒につけて…

突っ込む

頭を被せたら余分に漏れた液を取り除きます

こちらは折れている箇所が広いのでその部分にもしっかり塗ります


24時間経ちました、綺麗に接着出来ています強度もいい感じ

スピーカーに取り付けます

問題なく取付けできました

動画も有りますので一番下のリンクからご覧ください
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