
この間個人売買で買った250cc(軽二輪)のバイクのナンバーを貰いに所沢の陸運局(関東運輸局埼玉運輸支局 所沢自動車検査登録事務所)に行ってきました。
その際に事前に下調べをしていたものの手こずってしまったので今後所沢の陸運局で各種申請や登録をする(車検付きバイク・車の人含む)人の為に窓口や書類の場所、手続きの流れを250ccを例にしてご紹介します。
尚、250ccの名義変更の解説をしているサイトにも間違いが有りましたので所沢に限らず250ccの手続きをする人にも参考になるかと思います。
まず先に簡単に250ccの話をさせて貰おうと思いますが、必要書類は以下の様になっており売り手が廃車にしていなければ赤、していれば紫、緑は必須で事前に準備、黒は自分でやる場合必要無し、青は陸運局に用意してある書類になります(私は相手が遠い他県の人で、売買にあたり廃車を選択されました)
軽自動車届出済証
ナンバープレート(廃車にしていない場合)
軽自動車届出済証返納済確認書(ナンバー無しの場合)
譲渡証明書
自賠責保険証明書
住民票(発行3か月以内のもの)
委任状(登録を第三者に依頼する場合に必要)
OCR1号様式シート(申請書)
手数料納付書
軽自動車税申告書
ちなみに譲渡証明書は以下の国土交通省のサイトからダウンロードできます、今は譲渡側のハンコは要らないらしいですがしてあれば間違いないでしょう
これは今回の手続きで発行された軽自動車届出証です、青字のOCRの申請書や手数料納付書等は後で写真で紹介します
それと、私が参考にした検索で上位に表示されるサイトではまとめて名義変更となっていましたが、今回の様に廃車した場合は『中古新規』となります、陸運局で「名義変更で~」と伝えたら『これは中古新規ですね』と訂正されました、現地で躓く事になるかもしれませんので覚えておいてください。
さて陸運局自体の話に戻ります、googleマップではこの様な立地となっており

航空写真にするとこうなります

更に寄ってA・B・C・D棟に文字を割り当てるとこうなります

所沢車検場前交差点の浦和側から見るとこうなります、中央に見えるのがA棟で左に見切れているのがB棟

B棟前に看板が有り、その手続き事にどういうルートで動けばいいのかが分かります、ただし正確ではありません、私の場合の2輪車の新規届け出はB棟⑧から始まっていますが実際はA棟③で書類を貰ってからB棟⑧に行く必要が有ります。

構内図を寄りで

A棟に申請書とあるとおり、ここで申請書を貰わないとB棟で何もできません。

という訳でまずはA棟に向かいます

下の写真はA棟に入って左を向いています、右上の赤丸に申請書類と書いて有ります、ここで今日したい手続きを伝え(併せて持参の書類を提示す)ればそれに必要な書類を貰えます、左の丸の所にも書類が有り分かる人はここから抜いていきます。
ちなみにA棟で収入印紙を買うのですが、私の今回の手続きは印紙が必要有りませんでしたので何も言われませんでしたが、収入印紙が必要な場合は恐らく申請用紙の窓口の人にいくらの印紙を買うように言われるのでしょう、そういう意味でも申請用紙の窓口に行って必要な用紙を貰いましょう。

上の写真の左の赤丸の書類を説明しておきますと、これが(多分)全ての手続きの書類です、上の札に名義変更の場合①・②・(車は⑧、二輪は⑨)となっているのでその場合はどうなるかと言うと

①と②の書類を取り…

車は左下の⑧、バイクは⑨を取ります、因みに軽二輪(250cc)は青①と白②と青⑤を選ぶんだと思います。
結局印紙は申請書類窓口で買う事になりますし、ここに書類を置いている意味はかなり限られますね。

これが車・二輪のOCRですが、OCRというのは自動車手続きの専門用語ではなく、手書き入力を機械で読み取る仕組みの一般名なので本来は申請書と言うのが正しいのでしょう、ただ、書類がいっぱいあるので分かり易くOCR(がこれしかないのでOCR)と言うのかもしれませんね。

これが手数料納付書

これが(二輪車用)軽自動車税申告書

書類を受け取ったらB棟にむかいます
ちなみにですが、陸運局の人たちは(偶々怖い人に当たらなかったのか)優しく親切です、ですから不安かもしれませんが安心して下さい。


で、これがB棟の中

上の写真は下の写真(絵)の赤丸から撮っています

B棟入った突き当りのここに書類がいっぱい有りますが、これが各種手続きの手引きになっています、自分の今日の手続きの物を1枚抜いて見てみると進むべき場所や流れが分かります。

私のケースだとこういう内容になっています、名義変更ではないので下の方の

中古新規届出になります

裏面はこうなっており棟のどの位置にいけばいいのかが分かります。

同じ位置から左を向くと8番(登録・受付)と9番(登録・交付)

右を向くと書類を書くテーブルが有ります、奥に見える7番の方は車検関係なのでツナギを着たプロの割合が多くなります。

テーブルには書類の「書き方」が置いてあるのですが…

テーブルによって自分に必要な「書き方」が無い場合が有ります、ですから混んでいる場合は割り込んで「書き方」を抜いてくる必要があります

これとか札から紙が抜けてしまっていたりして少しいい加減

さてまずはOCR(申請書)の書き方でいくつか注意点をお伝えします、記入は(テーブルに有る)鉛筆でします、そして住所コードという謎の単語で出てくるのですが

住所コードというリストがテーブルに(多分)有るのでそこから自分の町を探して該当する数字を入力します

手数料納付書の「書き方」はピンクのブック入っています、私の手続きもそうでしたが収入印紙の必要がない手続きもあるので印紙の所は(無くても)気にしなくて大丈夫です。
不安だったら書類は空欄で出しても他の書類を同時に出しているので窓口の人が埋めてくれます、とは言え確実な所は人としてしっかり埋めましょう。

書類を書き終わったら整理券を抜いて8番で呼ばれるのを待ちます、最初に書類を貰った時に税申告書も貰っていたのでここで出すのかと勘違いしてしまいますが税申告書はC棟で書いて出しますし「書き方」もC棟に有りますので安心してください。
8番で呼ばれて書類を渡して暫くして9番で呼ばれて書類(今回の場合届出済証)を貰ったらC棟に向かいます

B棟を出て左を向いたらC棟
税申告(書)っていうのは、要は「自動車を取得したからこの住所の〇〇にこれから請求してね」って事ですかね、だから自動車自体の話のB棟と税金取り立ての話のC棟は分れていると。

C棟入り口、正面に2番が見えます

私は4番にいかないといけなかったのですが、テンパっていて2番で「二輪の中古新規で来たんですが」と聞いてしまいました…(直ぐに『4番ですね』と案内してくれました)

上の写真の赤丸の位置から出入り口を見た写真が下
右側に受付が有り、左側にテーブルが有りそこに「書き方」が吊るして有ります(左下にテーブルで書いている人が見切れています)

これが書き方です、中央に「オートバイ新規・中古新規」と書いて有ります、これをめくると「名義変更」等他の書き方が書いて有ります。
私は2番で「あ~聞いちゃった~」と面食らったまま『4番』と言われたのでそのまま4番の受付に殆ど空欄の書類を出してしまいました、受付のおねぇさんは何も言わずにそのまま併せて出した軽自動車届出済証を見て書き写して手続きしてくれました、そんな事も有って私みたいな人が減るようにこの記事(動画)を書いています。

手引書に書いて有る通りに税申告が終わったらA棟の②に向かいます。

ここで書類を渡してナンバーを交付してもらいます

お金は550円でした、私が見たサイトでは印紙で500円と書いて有りましたが印紙ではなくこれの事だったんでしょうか。

この記事は動画も有るので分かり易いこちらも良かったら見て下さい。
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