家族の自転車は前カゴが有るのでフロントライトをハンドルに付けるとカゴの網目が道路に照らし出されて視認性が悪いという問題がありました。
そこでライトをカゴの前方に付けたりしたのですが見た目の悪さや手の届きづらさからの使用率低下などが有り他の解決方法を取りました、それがフロントフォークへのフロントライト取付けです。

フロントフォークにただライトを取り付けただけでは任意の場所を照らせないので上下左右に動かせる必要があります。


このライトはRUHHOのライトでこれと言った名前が無いのですが、ROCKBROSのこのライトと同じ物と思われます、マウントがガシロンのマウントを採用していて水平方向に360度ライトを回転させる事ができます、インデックス付き(カチカチ動く)なのも良いです。
これをそのまま使えばいいという話ですが、充電が完了しない(ずっと赤の点滅状態)不具合が発生し、使えるは使えるのですが気持ち悪いのとType-Cに移行したかったので新しいライト(とりあえずNavi800にする事にしました。

ガシロンのマウントなので当然ガシロンのオンラインストアからも購入できます。

このマウントを使って加工してフロントフォークに余っていたNavi800を付けるのですが、加工が無理と言う人はB01が良いかもしれません、B01のマウントも多少頭を振る事ができます。
ただし、振れる幅が狭く制限が有るうえフロントフォークは少し上向きになっているのでMAX下げてもB01は水平レベルにしかならないかもしれません。
それでもB01はStVZO系のライトですからさほど対向者の方は眩しくないでしょう、市場の95%以上であろう一般的な円錐形リフレクターのライトよりも大分ましかと思われます。
あとは、ベルトとフォークの間にスペーサーを噛ませれば下向きにできると思います。

それでは今回の加工の説明に入っていきます、ガシロンのネジがM2で長さが3㎜なので5㎜厚のアルミ板を買いました。

アルミは金ノコでは切れなかったのでグラインダーで切ってゴムも適当に切ります。

タイラップを通す穴はドリルで開けました。

これがガシロンマウントのRUHHOのライト、因みにタップドリルが2㎜だったのですが手持ちのタップハンドルでは対応できずにモンキーでやりました、結果ドリルが折れる事に…


1.5mmのドリルで穴を開けて2mmのタッピングドリルでタップ、2mmのタップィングドリルが折れたり1.5㎜のドリルが鈍ったりしてトラブル続出だったのですが、とりあえずマウントが付くレベルにはなったのでこのまま続けます。


タイラップを通してライトに仮止めようとした所でこのままではマウントに取り付ける事ができない事に気づきます、タイラップが邪魔してスライドインできない。

アルミを削り…

スライドインするスペースを片側に作りました。


ライトを360度回す事もできますし

当然上下に自由に振る事もできます。

自転車への取り付けイメージ

一応左右へも振れる

夜間の点灯イメージ


一番大きな欠点としてはインデックスが有るので角度を固定できる反面細かい角度調整ができない事です、ベルトとフォークの間にうまく何かを噛ませれば細かい角度調整はできるかもしれません。
下の画像だと下過ぎます。

かと言って一つ上げるとこう、この画像だとまぁまぁに見えますが。

以下に今回出てきたライトを載せておきますので参考にしてみて下さい、RUHHOのライト
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