AliexpressのOpen Disputeの交渉から国際eパケットの伝票作成・発送までを徹底解説します【あやしい中華 第102回】

あやしい中華

aliexpressでのOpen Disputeのやり方、国際eパケットを使っての返送のやり方を紹介します、またOpen Disputeは色んな結果になるので過去の事例からいくつかパターンを紹介します。

また、返金された物がどのようにクレジットカードに返金(表示)されるのかも後半で確認して頂けます。

まずはOpens Disputeをしたい商品のView Detailを押します。

次に「Refund Only」か「Return Goods」を選びますが、基本的にRerund Onlyを選んで強気の金額を要求するといいでしょう、いくら返金されても使えないという物であれば最初からReund Onlyでいいです。

簡単な質問やチェックボックスを埋めていきます。

証拠として写真か動画をアップロードする必要がありますが、できればaliexpressで送られてきた商品は開封時点から動画を撮影しておいた方が良いです、当然映像の方が説得力が有るので写真でなく動画を作るようにしましょう。

動画のサイズは現在500MBまでアップロード可能ですがサーバはかなり重いです、上のyoutubeのリンクから実際に私がアップロードした動画も見れます。

私はPremiere Proで時間が1~2分ビットレートが6~8MでH.264で100MBに収めていましたが殆どの方には参考にならないと思います、今はスマホでも撮影から編集までこなせる様なので頑張ってみてください。

このままSubmit(提出)を押せばOpen Disputeがスタートしますが、過去の例からどういうやり取りになるのかいくつかパターンを紹介します。

・完全に壊れていて相手が全く反論してこないパターン。

ご覧の様に私の要求がそのままAliexpressのジャッジになっています、因みにこの商品は送料込みで332円の物です、返品無しの全額返金になります。

・半額の返金を要求したもののaliexpressは30%の返金を認めたパターン

私は50%の返金を要求し、セラーは返金を認めませんでした、途中セラーの0円返金の提案(proposal)を拒否(reject)しており、その結果stepped in to helpで交渉期間が延び、最終的にaliexpressの担当者は30%の返金という判決を下しました。

・セラーと意見が相違しaliexpressが2つの選択肢を掲示してくるパターン

私は半額の返金を要求しましたがセラーは0円の返金を主張しました、途中のジャッジでaliexpressは「961円の返金」と「返品しての全額返金」を提案しています、最終的にも同じ提案だったので私が961円(20%)の返金を選択しました。

・返品を求めて認められ返品したパターン

基本的にOpen Disputeをすれば、というか返品したい意思があるのならば返品はできると思っていいでしょう、今回はどうしても使えない物だったので返品を要求しましたが、「要らないから」という理由でもOpen Disputeできるみたいです。

最後の段に「Seller receive goods timeout」となっていますが、理由が分かりませんが(多分エラー)この表記になっているだけで実際は私はトラッキングナンバー付きで返送しており、返金も完了しています。

先ほどはグレーターを使って途中までやり方を紹介しましたが、実際にOpen Disputeをして後は発送するだけという所迄きた物が有るのでこちらで続きを紹介します。

ちなみにこれがOpen Disputeのやり取り履歴なのですが、私がOpen Disputeをスタートしたその日に「返送しての全額返金」の裁定が下っています、私は一部返金を要求していますし相手の主張すら聞いていません、私がOpen Disputeをやり過ぎたからという可能性が有ります(変なイチャモンは付けてません、問題がある商品が多すぎるのでそれを見過ごしていないだけです)

返送が決定するとこの様な画面になり1週間以内に発送してトラッキングナンバーを教える(入力)必要があります、運送会社のURLも一緒に教える必要がありますがこれは適当に日本郵便のURLを入れておけばいいでしょう。

基本的に日本郵便で返品するのが安いはずなので日本郵便を使います、その際国際郵便マイページサービスを使うと伝票をデジタルで作れて発送も国際eパケットという安い発送方法を使えます。

ただ注意点として国際eパケット(や多分EMSとかも)は専用のパウチに入れる必要があります(下の写真がそれ)

なので、まずはオンラインシッピングツールの右隣の「パウチ請求」というボタンからパウチを請求します。

枚数は5枚でいいでしょう、住所氏名はアカウント登録時に自分の氏名住所を登録しているはずなのでチェックボックスをチェックするだけです。

小さな注意としてパウチは請求しても直ぐには届かず、到着まで5営業日前後かかるという事です。

これではaliexpressの発送期限の1週間ではギリギリです、でも少しだけご安心ください、理由は後で説明します(とはいえできる限り請求は早くしましょう)

先ほどの画面を戻って送り状請求をクリックして送り状(伝票)を作っていきます、依頼主は既に登録してある自分をチェックするだけ。

過去のお届け先の一覧が表示されていますが新規で「お届け先を登録」を押します。

aliexpressに表示されている返送先の情報をコピペしていきます。

重量物は分かりませんが基本的に国際eパケットが安いので国際eパケットを選びます、昔は保証はないけどトラッキングナンバーがある「国際eパケットライト」が使えましたが今は(多分)使えない)

私は国際郵便に精通しているわけではないので一応皆さんの方で自分の荷物は何で送るのが安いのか調べて下さい、トラッキングナンバーは必須なのはお忘れなく。

今更かもしれませんが、国際郵便として送れない物が有りますので注意してください。

国際郵便として送れないもの - 日本郵便
国際郵便では法律・条約などによりお取り扱いできないものがございますので、ご注意ください。

aliexpressでは18650とかが売っていますが内蔵ではない裸の生セルなんかは送れません。

この注意を読む限りは20,000mAh(3.7V)のモバイルバッテリーは送れる様に見えますね…

インボイスは要らない(と思う)ので印刷しません。

通知が必要な物があればチェックしてください。

そしてできたのがこの伝票です、すでにトラッキングナンバーが出来ています。

そうです、パウチが有ろうがなかろうがトラッキングナンバーは発生するので1週間の発送期限にパウチが間に合わなくてもトラッキングナンバーだけ入力しておいて後から郵便局で発送する事で期限切れを回避する事もできるのです。

私は伝票を3つに切ってパウチに入れた状態で持って行っています。

郵便局では3つの内の1つに日付印を押して控えとして返してもらいます。

過去に返金されたものが処理中という表示になっています、バグかな?

返金されているのにtimeoutの表記。

これはクレジットカードの明細なのですが調整額という所に△1,537円となっていてしっかり返金されているのが確認できます。

他のOpen Disputeが終わった商品も処理中になっています、この前は返金済みになっていた気がしたんですがね…

コメント