自宅でコーヒーをある程度の量飲むのに途中で冷えてしまう点に不満が有りました。
ポットを自室に持ってくると家族がポットを使えないのでポットとコーヒーカップ両方の性質を併せ持つステンレスボトルを購入する事にしました。
これなら嵩張らないですし暫くはある程度の温度をキープできます。
保冷・保温できるステンレスボトルはいくつもありますが選ぶ基準は「単純な構造・飲む際に樹脂の臭いがしない・低価格」です。
単純な構造というのは飲み口がすぼんでいて氷が入らないという様な事が無かったり、複雑になっていて衛生面に問題が出るような事が無く洗い易かったり、樹脂が熱に触れる面積が多くなって樹脂の臭いが多く出る事が無い、という事です。
飲む際の臭いに関しては、ボトル本体に樹脂が有ると飲む際に加熱された樹脂の臭いがしてしまうので、本体はステンレスのみで構成されている、という事です。
低価格というのはそのままその通りですが、具体的に言うと日本メーカーのボリュームゾーンの2,000~3,000円ではなく1,500円以下であるという事です。
それを概ね満たしているのが、今回紹介するニトリの税込み999円のステンレスボトル(TAF2-530)です、この商品上記に挙げた特徴の他にパウダー塗装で汚れが付きづらかったり、パッキンが洗いやすいという特徴があります。

ちなみに似た商品がamazonで販売されていますがそちらは1,300円程度となっています、似た商品は他にも有ってそれらは2,000円程度で販売されています。
中身はこの様に単純になっています。

カラーは3種類で白と黒がパウダー塗装になっています、この塗装の質感は高く触り心地も良い上に汚れも付きづらいです。

色的にシルバーがいいのですがパウダー塗装ではないので触り心地が悪いのかというとそうではありません、全体にクリア塗装がされているので爪に優しいです。
下の写真の爪で指さしているあたりから下はクリア塗装がされておらず、ステンレスの地が出ている所なので爪を当てると嫌な感覚が有ります。
結局私はクリアカラーを購入しました。

と、ここで本題と外れた話なのですが、ニトリさんの仕事に苦言を呈したいと思います。
過去にも商品画像と本来の商品がかけ離れていて販売者も消費者も得しないというケース

を紹介(詳しくは動画を見て下さい)したのですが、今回はまたちょっと違ったケースです。
下の画像は今回の商品の説明画像の内の一つなのですが、その画像がなぜか別の商品(TAF-710、多分こっちの方が先に販売されている)の写真を使っており、黒の質感を見るとグロッシーなのが分かります、つまり今回のパウダー塗装とは真逆の性質です。
商品イメージの数を盛る為仕方なく載せているのかと言えばそういう訳では無く、わざわざ過去モデルの写真からプリントを(photoshopで)修正して載せているのです。
たまたまこの写真(特に黒)を見たお客さんが「あぁグロッシーなんだと」他の画像をしっかりと見ずに買ってしまったら届いてから全く違った質感の商品を受け取る事になってしまいます。
なぜこんな事をしてしまうのでしょうか?商品イメージを多く載せた方が仕事はしてる感はあるかもしれませんがこんな真逆な商品説明をしてしまってはお互いに特になりません。
テキストでの商品説明欄にもなぜパウダー塗装の記述がないのかも理解できません。
※その他、詳しくは動画を見て下さい。


と、まぁこんな所にしておいて商品の話に戻しましょう。
本体はステンレスで出来ているのでキャップ部分が熱くなり、そこから熱がどんどん出て行ってしまいますが、それはこの様なカバーをかける事で気休め程度には防げます。

84度から計測をスタートして1時間ごとに温度を調べます。

1時間後 71度
2時間後 59度
3時間後 56度
4時間後 50度
5時間後 45度
となり、カタログスペックとは違いますが(カタログスペックをどう計測したのか条件が分かりませんが)

体感とは違ってかなり良い結果でした。
恐らくこの理由は、普段使いではコーヒーの減少に伴って熱が下がりやすくなるからだと思います。
ですから実際は3~4時間で完全に冷えてしまうと思って購入された方がいいでしょう。

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